【スポーツと食事】
トレーニングプログラムにあった食事の取り方について
人間は食事で様々な栄養の摂取をする。 それは、一般人も競技者も基本的に同じであるが、競技者は一般人よりもエネルギー消費量が多いので、より多くのエネルギーを摂取する。 また、消耗した身体の材料も補充し、様々なストレスに対抗する為のビタミンの摂取も重要である。
栄養には5大栄養素と呼ばれる、糖質・脂質・たんぱく質・ビタミン・ミネラルがある。 糖質は運動のエネルギーになり、脂質は有酸素系のエネルギーや格闘技などではクッションの役目もする。 また、たんぱく質はエネルギーと筋を構成する材料となり、ビタミンは身体の様々な調整機能に役立つ。 ミネラルもたんぱく質同様に身体を構成する材料となる。 これらを「栄養フルコース型」と呼ばれるバランスの取れた食事メニューで摂取することが重要である。 それには、主食・主菜・副菜・牛乳・果物を全て用意する事である。
例えば、相撲であれば、身体を大きくするためにたんぱく質・脂質の摂取量は多い。 逆にマラソン選手であれば、長時間の有酸素運動に対して高エネルギーを摂取することが重要であり、糖質を多めに摂取する。 このようにトレーニングだけでなく栄養にも競技特性を考慮する必要がある。 また競技にもよるが、筋トレ期では高たんぱく質の食事を摂り、強化練習期では疲労をためない為に糖質の摂取と、練習の合間の食事には喉の通りの良いものを選択する。 試合期では高糖質かつ果物などによるビタミンの摂取が重要である。
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