【スポーツ経営学】
スポーツ経営の目的を参考に、あなたが所属あるいは関係している商業スポーツ施設の経営目的の特徴と課題を述べなさい
私は現在スイミングスクールに勤務しており、そこの施設で幼児から高齢者までの水泳指導に携わっている。 スイミングスクールの他にも、フィットネスクラブ、テニスクラブも併設している施設である。 当施設は大手グループ企業の福利厚生施設として設立され、企業の従業員の健康推進が当初唯一の目的であった。 しかし、福利厚生の施設としてだけ使用していると従業員の就業時間にはプールもフィットネスルームも室内体育館も利用者が無く、大変利用効率の低い施設であった。 また、企業が地元地域に与える様々な影響と地元地域住民からの要望などもあり、現在は地元地域の住民の方へも開放している。 それが各々のスクールである。 したがって当施設は、従業員の健康推進と地元地域住民の方への貢献が経営目的である。 経営は本社直属ではなく、企業の子会社である当社が施設の運営管理をすべて委託として行っている。 現在の当社の課題は、企業グループの従業員の労働衛生における健康管理である。 工場などの現場での労働は、身体に疲労を溜めてしまい健康状態を害することになる。 そのような状況をさけるため日頃から身体能力を向上させ、適度な運動を行うことにより身体の疲労を除去し、リフレッシュの場として活用してもらう。 もう一つの課題は、企業本社が地元に与えているマイナスイメージの緩和である。 施設を地元地域住民の皆さんに開放する前は本社への苦情数も大変多く大きな問題となっていた。 現在は、スイミングスクール及びフィットネス、テニス会員である地元地域住民の皆さんに、より良いサービスを提供することによって企業イメージの回復及びこれからプラスに力を尽くしている。 実際に本社への苦情数は減少している。 以上が当社の経営目的及び課題である。
Copyright ©Style1 All rights reserved.Never reproduce or repablicate without written permission.
|