【施設の経営・管理】
あなたの所属するスポーツ施設の安全管理のシステムについてまとめよ
私は現在スイミングスクールで指導をしており、常日頃から安全と衛生に関してはスクール全体で大変気を使っている事の一つである。 スイミングスクールにおいて最も気をつけなくてはならないことは水泳指導中の事故である。 なぜならば水泳での事故は生命の危険性が大変高い為である。 溺水では生命を失うことになりかねなく、飛び込みの失敗によって引き起こされる頚椎損傷は、生命の危険もしくはその後に大きな後遺症を残すことになる。 当スクールにおいては監視体制に重点を置いたシステム化をしている。 遊泳中または指導中に泳者に何時如何なる危険が起こるともわからないのでプールには必ず監視者を常駐させている。 監視者は一時もプールを離れることなく、常にプールの泳者を監視する。 また、万が一のときに備え全員が救助法や蘇生法の知識と技術を研修として行っており、それらの資格を取ることを率先して行っている。 蘇生機や毛布、担架などの救急用品もプールサイドに常設し、緊急時は最寄の病院などを手配できるようになっている。 特に指導中においては、指導者が生徒全員を視界に納める位置に立つことを基本として指導にあたるようにしている。 それは、生徒が指導者の後ろなどの死角で溺れることを防ぎ、全体を把握できるようになっている。 それらは同じく日頃からの研修や指導マニュアルによって指導者の基本的知識として徹底されている。 また、飛び込みの指導に関しては段階を追った指導をしており、導入は『水中立ち飛び込み』から行い、水上から行うときも指導者が必ずプール内で補助につき行うことが徹底され、技術的に高度な飛び込みよりもお腹を水面に打ってしまったとしても安全な飛び込みを覚えさせるように指導している。
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