【スポーツ指導論】
事故防止の原則について述べよ。
我々は事故から学習者を守る事が責務であり、安全が守られた上での指導である事を忘れてはならない。 事故防止には回避行動・除去行動・制御行動があげられる。 水泳をにおいては次の通りである 回避行動とは、遠泳大会などの自然の中での水泳の場合、天候や気温・風・波などにより、安全が守れないと判断した場合、大会を中止・延期・変更する事である。 除去行動とは、飛び込み台などを使用しない場合、小さな子供が無断使用して頚椎損傷などの事故を起こす可能性がある。 その為、脱着式の飛び込み台を外し、倉庫などに保管する事である。 制御行動とは、泳力の低い子供が溺れにくい様にヘルパーなどの浮き具をつけ、溺れにくくする事である。 これら全てには言える事は、危険因子すなわちリスクがあり、リスクをいかにコントロールするかということである。 よって、指導の前にリスクアセスメントを実施しなくてはならない。 これらを統括してリスクマネジメントと呼び、国際規格としても定められている。
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