【スポーツ社会学】
指導者の勢力資源の考え方から、自分の指導スタイルについて論じなさい。
指導者の勢力資源には数種類あるが、実際の指導ではそれぞれの指導対象者に合わせた勢力資源を活用しなくてはならない。 幼児などの練習においては、コーチの話しを聞かせたり整列させたりなどのしつけの教育が重要である。 したがって、物事の判断能力の無い幼児には強制勢力をもって対応し、集団生活の第一歩を教育すると共に強制勢力とは言え、楽しさを実感させる指導を実施しなくてはならない。 少年期においては、体を動かすことの楽しさ教育し、正しい水泳練習の場を提供すると共にコーチや友達との社会関係も指導する。 すなわち正当性勢力である。 熟年期の方々は、どちらかというと体より頭から水泳を覚えて行くので、正しい知識を持った指導を心がける。 すなわち専門性勢力である。 また、いかなる場でも指導者であるコーチが練習者たちの見本となり、準拠性勢力の働く指導を心がけている。
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